想いPHILOSOPHY
「日々の暮らしで愛されるものを」
私たちの練り物づくりへの想いの原点は、戦前・戦後の頃までさかのぼります。
戦争による食糧難を目の当たりにして強い使命感をもった第3代当主・信次は、
当時貴重なタンパク源であった練り物を供給するために、毎日奔走しました。
朝早く魚市場に出向き、仕入れた魚をその日のうちに職人業で練り物に仕上げる。
そうして作られた繊細で奥深い味わいの練り物は、単なる栄養源ではなく、
日々の暮らしで愛される、手軽でシンプルなごちそうとして人気を博していきました。
――時は流れ現代――
時代は変わっても、私たちの練り物づくりへの想いは今も変わりません。
食文化が多様化した飽食の現代において、愛される練り物とはどのようなものか。
その答えに近づけるよう、今も私たちは練り物の可能性を日々追求し続けています。